Barbarossa 20周年に向けて

始まりの日
平成20年(2008年)3月12日。
あの日、最初の一歩を踏み出した時から、Barbarossa(バルバロッサ)の物語は正式に動き出しました。
まずは設立以来、私を信じ、共に歩んでくださった全ての皆様に心より感謝申し上げます。
思えば、この20年近くの歩みは、決して平坦なものではありませんでした。

止まっていた時間を動かした「一言」
実は10年ほど、活動を離れていた時期がありました。温かいご連絡にお返事もできずにいたこと、この場をお借りして深くお詫び申し上げます。
そんな私が再びこの場所へ戻る決意ができたのは、令和3年(2021年)の春、信頼するパートナー企業の方々から頂いた「また一緒に頑張りましょう」という言葉があったからです。
皆様の足元で鳴り続けていた一台一台の音が、私を再びモノづくりの道へと引き戻してくれました。

コンセプト:音の本質「喜怒哀楽の表現力」
音の本質とは何か。
バルバロッサは、その問いの先にある「喜怒哀楽の表現力」を徹底的に追求することをコンセプトに誕生しました。奏者の感情を余すことなく音へと昇華させるため、厳選された素材と長年の研鑽による技術を結集し、一つひとつのプロダクトを製作しています。

理想を具現化する:アンサンブルで主役になれる音
バルバロッサの音は、プロデューサーとしての私の「理想」と、技術パートナーの「卓越した感性と回路設計」の融合から生まれます。
目指すのは、「激しいアンサンブルの中でも決して埋もれず、オーディエンスやリスナーの耳に真っ直ぐ届く音」。誰よりも聴き手の視点で突き詰めたその響きが、奏者のインスピレーションを最大限に引き出すトーンになると信じています。

魂を吹き込む:技術パートナーとの二人三脚
私の理想を現実の音へと変えるのは、技術パートナーとの緻密な対話です。
信号の鮮度を極限まで高めるための「ハンドワイヤード(手配線)」、そして心臓部となる厳選されたパーツ。卓越した技術で組み上げ、納得がいくまで調整を繰り返すことで、ようやく「アンプから放たれる瞬間の、圧倒的な音の質感」が完成します。

日本が誇る「専門企業」の技術
この表現力を支えるのは、超精密切削、極低温処理、高度な表面処理といった、日本を代表するプロフェッショナルな専門企業連合です。内部の「完全独立チャンバー構造」の細部に至るまで、一切の妥協なく企業の誇りが込められています。

次なる20周年へ、誠実な一歩を
一歩ずつ、かつての、そしてこれからのユーザー様に認められるよう、誠実にモノづくりに向き合います。
あの始まりの日から続く物語の続きを、これまで以上の感動と共に皆様へお届けしていく決意です。